大学受験校を調べる際の必須ポイント!成功するための5つの秘訣

受験

目次

  1. はじめに
  2. 試験科目
  3. 入試方式
  4. ボーダー得点
  5. 合格最低点
  6. 英語4技能利用
  7. まとめ

はじめに

大学受験において、受験勉強に対するモチベーションは様々なきっかけで上下します。
周りの人が勉強している姿を見て、「自分も頑張らなくちゃ!」と思ってモチベが上がる人もいれば、受験校が明確に決まっていて、未来の自分が想像できて、そんな自分になりたいとイメージを膨らませてそれをモチベーションにしている人もいます。
やはり、受験校が明確に決まっている人とそうでない人とでは、モチベーションに違いがあり、偏差値にも影響を及ぼすことは事実です。
今回は、受験校を調べる際に抑えておくべきポイントをお話していきたいと思います。

 試験科目

国公立大志望、私立大志望と入試方式は様々ありますが、自分の志望校として考えている大学の入試科目をまず調べましょう。
例えば、国公立文系志望であれば大体、共通テスト+二次試験(国語・英語・社会)です。
入試科目を調べるうえで特に意識すべきことは、「必須科目」と「選択科目」です。必ず受験すべき科目と、数科目の中から1科目(または2科目)選択して受験するものがあります。特に公民は、学校で習っている科目と、受験校のしている科目が異なる場合もあります。要注意です。

こうだろう、ああだろうと、何も調べずに、なんとなく周りの人と同じ科目を勉強していたら、実は自分の志望する大学では必要のない科目だったということがないよう、充分に調べるようにしてください。

大学の入試科目など様々なことを調べるおすすめのサイトを下記にリンクを添付しておきますので、参考にしてください。
河合塾サイト
東進サイト
ベネッセサイト
旺文社サイト

入試方式

入試方式とは、入試の「受け方」です。以下に例を挙げます。

国公立大・・・共通テスト+二次試験(大学に直接行って大学が作成した入試問題を解く、いわゆる独自問題)
私立大 ・・・①独自問題のみ ②共通テストのみ(共通テスト利用) ③共通テスト+独自問題

上記はあくまで例です。特に私立大学は大学ごとに本当に様々な方式があります。さらに、大学ごとで方式の呼び方も異なります。入試科目とその配点も合わせて事前にしっかりと調べておきましょう。

大学の入試科目など様々なことを調べるおすすめのサイトを下記にリンクを添付しておきますので、参考にしてください。
河合塾サイト
東進サイト
ベネッセサイト
旺文社サイト

ボーダー得点

志望校を調べている際に「ボーダー得点」というものを見かけると思います。そもそもそれがどういった得点の事なのか勘違いしている人が多数いる(←本当に多いです)ので、整理しておきましょう。
「ボーダー得点」とは、合格可能性50%の得点です。後述しますが、合格最低点とは異なります。「ボーダー得点」を取れば合格可能性が格段に上がるというわけではなく、あくまで「50%」です。合格する可能性も不合格な可能性も半々ということです。このボーダー得点に達する学力が身についていなければ、合格はまず不可能です。
受験勉強を進めるにあたり、まずはこの「ボーダー得点」意識して目標に設定してみましょう。
また、「ボーダー得点」には2種類あります。
①共通テストのボーダー
②国公立二次試験や私立大の独自試験
の2つです。
①共通テストのボーダーは、実際の得点(点)と得点率(%)で記載されています。
②国公立二次試験や私立大の独自試験は、偏差値(60.0など)で記載されています。

河合塾サイト
東進サイト
ベネッセサイト
旺文社サイト

合格最低点

「合格最低点」とは、その名の通り合格するための最低点です。過去の実際の入試問題を解いた受験生の中で、実際に合格した人の最低点が記載されています。つまり、過去の入試で考えれば、その点数を取ることができれば合格できるということになります。
ただ、あくまで過去のデータですので、自分自身が受験するときの得点とは異なりますが、大きな参考にはなります。過去問を解く際に、実際に時間を計り、入試本番さながらで解いてみて、その点数に達していれば大きな自信にも繋がりますし、未達だとしてもどの単元や問題で足りなかった点数分をカバーすればいいのかが見えてきて、その後の具体的な対策を立てやすくなります。
「合格最低点」が記載されていない大学もありますが、載っていれば是非参考にしてください。

河合塾サイト
東進サイト
ベネッセサイト
旺文社サイト

英語4技能利用

最近本当に増えてきているのが「英語4技能利用」です。旺文社教育情報センターの「外部検定利用入試 2024年は462大学!」と題した入試分析Webサイトによれば、
外検利用大の割合は、
【一般選抜】
「国立大」22.0%
「公立大」6.3%
「私立大」44.0%。
【総合型・推薦型】
「国立大」59.8%
「公立大」31.6%
「私立大」53.6%

合計で「国立大」62.2%、「公立大」31.6%、「私立大」65.0となります。
さらに、各大学が利用可としている外検は、「英検」が一般選抜98%、総合型・推薦型99%で、100%に近いです。また、受験生が実際に使った外検も2023年の一般選抜で「英検」が9割を占めるなど突出しています。

「英語4技能利用」は、
・一般選抜・・・得点換算
・総合型・推薦型・・・出願資格
として扱う大学が多く、利用できるレベル(英検)は、
・一般選抜・・・「2級」41.7%、「準2級」34.1%、「準1級」15.1
・総合型・推薦型・・・「準2級」33.1%、「2級」32.1%、「3級以下」7.6
の順で多いというデータです。

準2級など、低めのレベルでも可とする大学の割合が若干増えてきています。これを「受験するチャンスが増える」と捉えて、上記に記載している外部試験の中で、自分自身の持っているものがあれば是非調べてみてください。まだ資格を持っていない人にとっても、高3の夏前までは資格に挑戦するチャンスです。自分には無理と壁を作ってしまわず、チャレンジしてみてください。

河合塾サイト
東進サイト
ベネッセサイト
旺文社サイト

まとめ

大学は本当に量が多く、その特徴も様々で、現役生であれば17歳や18歳で決めるのは非常に酷かもしれません。ですが、そこから逃げずに、どういった大人になっていたいか、将来の自分自身を常にイメージしながら、考えてみてください。

大学受験の合格への道のりは険しいものですが、その分合格を勝ち取った時の「景色」は想像もつかないほど気持ちの良いものです。そのためには、一日一日を大切に過ごしてください。時間は皆平等にあります。
自分がスマホを見ている、ゲームをしている、動画を見ているときには他のライバルたちは英単語を覚えたり、数学の問題を解いていたり、必死で将来に向かって努力しています。その危機感を日々持って勉強に取り組む『覚悟』が大切です。

自分自身の受験です!後悔しないためにも、今一度、自分は絶対に合格するんだ!絶対に自分のいきたい大学に行くんだ!という覚悟を持てているか、考えてみましょう。
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